ユルゲン・クロップのお気に入りの一人とされるピオトル・ジエリンスキですが、一時期リバプール入りでほぼ合意に・・・という記事が出たものの、その後二転三転し、混沌とした様相を呈していました。
その背景には、ピオトル・ジエリンスキ獲得にあたり、ナポリが猛プッシュを仕掛けたことがあるかと思います。
一部では、ピオトル・ジエリンスキはナポリへ行くだろうという憶測記事まで流れていました。
しかし、イタリアのジャーナリストによれば、ピオトル・ジエリンスキ本人は、リバプールでのプレイを望んでいるとのことです。
そこで、ナポリの話を断り、リバプール入りへ動くのではないかという報道が増えてきました。
十代の頃からポーランド代表として、その頭角をあらわしたピオトル・ジエリンスキに関しては、将来性も含めてユルゲン・クロップの補強リスト、その上位にあると言われてきたところです。
リバプールとしては、マリオ・ゲッツェの獲得寸前まで迫りながら、その話が白紙になってしまったという経緯もあります。
そんなことも加味すると、ピオトル・ジエリンスキは、手堅く補強を決めておきたいところでしょうね。
思い起こせば、ピオトル・ジエリンスキ自身は以前から、リバプールでプレイできたら幸せだという趣旨の発言をしていました。
おそらく、周囲の事情もあって、なかなかスピーディーに話がまとまらなかったこともあるのでしょう。
それを裏付けしそうなのが、ピオトル・ジエリンスキは、「ユルゲン・クロップと直接話をした」と明かし、「フィリペ・コウチーニョと一緒にやれたら夢のようだ」という趣旨の発言をした後に、いやいやクロップと話をした事実はない・・・という記事が出たりという状況になり、おそらく代理人等々を含め、大人の事情が絡んでいたことが予想されます。
ピオトル・ジエリンスキ。
本人が、リバプールでやりたい!と望んでいるならば、歓迎するのみです。